この度、日本医療マネジメント学会 第27回熊本支部学術集会を、2025年3月15日(土) に山鹿市民交流センターにおいて開催する運びとなりました。歴史と伝統のある本会を担当させていただき大変名誉に感じております。

　今回の学術集会のテーマは、「地域の未来に向けての病院づくり、Yes, we can !」としました。医療の質の向上と理想的な地域医療の実現にむけて、皆様と一緒に討論ができればと考えています。日本医療マネジメント学会は、クリティカルパス・医療安全・医療連携等の様々な病院基盤となる分野に関わる多部門、多職種で構成されるユニークな学会です。さらに、熊本県支部はこの学会の設立当初から中心的な役割を果たして来ました。

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　本年度には新型コロナウイルス感染症の影響が残る中、診療報酬改定を迎えました。改定の柱である機能分化と連携、DX等はすなわち本学会に直結する内容であり、今回はその現状と課題を話し合える場にもなるのではと考えています。

一方、再起という意味では熊本の地には近年の震災から現在までの復興を歩み続けたスピリットが培われています。今、知恵とチームワークで乗り越えてきた我々の力を医療にも結集する必要があります。多くの施設から多職種の方々に山鹿の地に集っていただき、情報交換し、研鑽し、その後は風光明媚な当地でくつろいでいただければ幸いです。学術集会の後には、山鹿の美食、美酒、美湯をお楽しみください。辛党の方には菊鹿ワイナリーのワイン、千代の園酒造の日本酒がお勧めです。甘党の方は、西日本一の山鹿の和栗菓子やイチゴ、キンカン等をお楽しみ下さい。

　現地でお会いできることを心から楽しみにしています。